リチャード・バートン主演、アメリカの戦争映画である。
1943年、リビア。
ドイツ軍ロンメル率いる戦車軍団に、連合国側は苦戦を強いられていた。
イギリス軍は、ドブルク軍港を艦砲射撃で破壊する作戦を立てた。
それを陸上から支援するため、コマンド部隊が送り込まれたのだが。
フォスター大尉は、捕虜になったコマンド部隊を救出し、彼らと共にドブルク軍港の砲台の破壊に向った。
ドイツの軍服を着て、ドイツ軍から奪った車両で、陸路ドブルクに向かう。
途中、ロンメル戦車軍団が、給油のために砂漠内の基地に集結していた。
一行は、疑われることなく、基地に入る。
この作品は、駄作である。
とんとん拍子に事が運び、全く盛り上がらない。
やっつけ仕事で仕上げた作品、と感じる。
戦闘シーンでは、敵味方の区別が付かない。
描き方が、雑なのだ。
リチャード・バートンほどの俳優なら、拒否しても良いくらいの脚本だ。
ラストまで、締まりがない。
しかし、このような駄作を沢山観ることで、秀作が分かるようになるのだから、観ておくべきだろう。