ジェイソン・ステイサム主演、フランス・アメリカ合作の映画である。
主人公アーサー・ビショップは、「メカニック」と呼ばれる凄腕の殺し屋だった。
引退して、ブラジルのリオで身を隠して暮らしている。
そこへ、女が暗殺の依頼に来た。
ビショップは、女の写真を撮り、女の仲間達と闘う。
逃げ切った後、彼女の身元を照会し、かつて共に暗殺者として育ったクレインの依頼だと突き止めた。
ビショップは、タイのリゾート地へ飛び、メイと再会する。
そこにジーナという女性が、クレインの手により送り込まれた。
ビショップは、彼女と親密になるが、彼女がクレインに拉致されてしまう。
そして、彼女の命と引き替えに、3人を暗殺しなければならなくなった。
ジェイソン・ステイサムは、動きがいい。
ジャッキー・チェン程ではないが、セガールやヴァン・ダムよりも素早くて、気持ちがいい。
暗殺に使う小道具や、細かな工作も、興味深く描かれている。
強いヒーローゆえの人間的な弱さが、ほんの少ししか描かれていない。
単純に、アクションを楽しみ、スカッと出来ればそれで良い。
そういう作品だ。