ジャン = クロード・ヴァン・ダム主演、アメリカの映画である。
カリフォルニアの山道で、囚人護送車が転覆し、乗っていた囚人達が逃げ出した。
その中に、心優しい主人公サムがいた。
サムは、民家に侵入し、塩をくすねる。
少年ムーキーは、彼を見てE.Tだと勘違いした。
この家は、若い未亡人クライディーとムーキーの2人暮らしだった。
この家族を含め、地域の人たちは、悪徳土地開発業者に苦しめられていた。
奴らを数人叩きのめし、住民を救ったことから、彼は、クライディーの家に住むことになる。
ムーキーは、彼に父親を見ていた。
名作「シェーン」の雰囲気を作ろうとしているのだろう。
ヴァン・ダムも若くて、演技さえ上手かったらなあ、という感じだ。
アクションも、少ない。
そもそも、ヴァン・ダムの動きは、とても緩やかだ。
ジャッキー・チェンの様な、スピード、リズム、緩急が無い。
ファンでない人には、面白くない映画だ。
ストーリーは一直線で、ぼうっと観ていても理解できる。