アメリカのSF映画である。
劇場版としては11作目だ。
主人公ジム・カークは、父を宇宙戦争で亡くしている。
父は、大勢の乗組員を救い、自らは宇宙船と最後を供にした。
ジムは、父の激しい気性を受け継いでいて、酒場で暴れたりする荒んだ生活を送っていた。
ある日、酒場で軍人相手に喧嘩しているところへ、パイク大佐が入ってきた。
ジムは、宇宙艦隊アカデミーに入学する。
試験で不正をしたことで糾弾を受けている最中に、バルカン星から緊急の救助要請が入った。
ジムは友人の機転により、エンタープライズ号に乗船する。
敵は、嘗て父を殺したロミュラン人だった。
スポックの故郷バルカン星が、ロミュラン人によって滅ぼされようとしていたのだ。
これ以上書くと、まだ観ていない人に申し訳ない。
CGが当たり前になった昨今、CGの出来映えがSF作品の善し悪しを決めると言っても良い。
スター・ウォーズの最新作に比べたら劣るとはいえ、なかなかよく出来ている。
宇宙船同士の戦闘シーンが少ないのは、制作費の節約のためか。
シリーズものはコアなファンが居るから、冒険しすぎると批判される。
難しいだろう。
そんなことを考えながら観ると、興醒めするが。