アメリカの映画である。
興行師ジョージ・エム・コーハンの、伝記的作品だ。
1937年、ジョージは10年ぶりに舞台に復帰した。
主役である大統領を演じていたところ、大統領から招待されて会いに行った。
幼い頃からの回想シーンが始まる。
両親が芸人だったことから、妹も含めて、家族4人で舞台に立ち、人気を博す。
ジョージは、幼くして人気者になったため、傲慢になってしまった。
大人になり、老人役を演じた楽屋に、メアリーという18歳の女性が訪ねてきた。
女優になりたいという。
彼女が、後に、彼の妻として彼を支えていくことになる。
この後、興行主と喧嘩して干されてしまったっが、半分詐欺みたいにして投資させたりして、成功への道を歩んでいく。
彼は、何でも出来た。
興行師であり、劇作家、作詞家、作曲家、演出家、そして俳優でもあった。
幼い頃、失敗しても天狗の鼻が折れることなく、自信満々でいたことが運を引き寄せたのではないか。
栄光の生涯だった。
ほぼ成功のストーリー展開なので、感情移入は出来ないし、ハラハラドキドキもない。
退屈な作品である。