ポーランドの映画である。
第二次世界大戦中、ソ連がポーランド軍将校達、一万数千人を虐殺した事件を描いている。
1939年、突如ドイツ軍がポーランドに侵攻した。
程なくしてソ連もポーランドに侵攻したが、独ソ不可侵条約が結ばれていて、両国でポーランドを分割占領することになった。
混乱の中、ポーランド軍大尉アンジェイの元に、妻と娘が会いに来た。
逃げるように促されたが、アンジェイ大尉は軍に忠誠を誓い、これから起きることをメモに残すと誓う。
その後、1943年に、ドイツ軍がソ連に侵攻した。
その時ドイツ軍は、カティンの森で、虐殺された大量のポーランド軍将校の遺体を発見した。
ドイツは、ソ連による犯罪だと発表し、遺体の身元が分かれば氏名を公表した。
戦後、ソ連は、「カティンの森の殺戮はドイツがやった」と、発表した。
ポーランドは、ソ連の衛星国となったために、忠誠を誓わなければならない。
ポーランド人は、ソ連がやったことが明白なのに、ソ連を非難できないのだ。
暫くして、アンジェイ大尉の妻アンナのところに、大尉が残したメモが届けられた。
そこには、事件の真相が書かれていた。
この映画は、実話を元にしている。
日本の学校では、絶対に教えない。
日教組に洗脳されている教員達は、日本やドイツが悪の枢軸国であると子供達に教え込む。
私も、この映画を観るまで、カティンの森事件について、何も知らなかった。