アメリカの映画である。
トムは、退学を卒業した後、ロサンゼルスの会社に勤める平凡な青年だ。
理想的な恋愛を夢見ているが、職場の女性はおばさんばかりで、つまらない日々を過ごしていた。
ある日、若くて綺麗な女性、サマーがやってきた。
エレベーターで一緒になったことから、2人の交流が始まる。
トムは、恋愛がしたくてたまらない。
サマーは、恋愛には興味が無く、自由奔放な女性だ。
この映画は、トムの妄想と現実のギャップが描かれている。
実に切ない。
特に、映画好きな男性、ロマンチックな心のある男性は、トムに自分を投影するだろう。
トムと同じような気持ちを、きっと体験しているはずだ。
自分の過去の傷に触れられているみたいで、ちょっと後味が悪いと感じる人もいるだろう。
それだけ、リアルな作品である。