ロバート・デ・ニーロ主演、アメリカの映画である。
ベトナム帰りの元海兵隊員トラヴィス・ビックルは、不眠症を患っていた。
彼は、ニューヨークのタクシー会社に就職した。
夜通し仕事をして、朝になっても眠れない。
夜中の客に、ロクな人間はいなかった。
ある日、ベッツィという名の美しい女性を目にした。
彼女は、大統領候補バランタイン議員の選挙事務所で、働いている。
そこに押し掛けたトラヴィスが彼女をデートに誘うと、彼女はあっさり受け入れた。
ところが、ポルノ映画に連れて行ったため、彼はベッツィに嫌われてしまった。
相手にしてくれないことに腹を立てた彼は、事務所に怒鳴り込む始末だ。
同僚は、慰めてくれた。
ある日、以前、助けを求めてきた少女に再会した。
しかし、彼女が売春婦だと知り、激高する。
彼は、拳銃を手に入れ、食事制限をし、肉体を鍛えはじめた。
バランタイン議員を暗殺するのだ。
この作品は、ロバート・デ・ニーロの魅力が満載である。
今は、コミカルなちょい悪親父ばかり演じているが、また、こんな役をやって貰いたい。
そういう作品だ。