アメリカ・イギリス合作の映画である。
「タイタンの戦い」の続編だ。
戦いが終わり、10年が経った。
ペルセウスは、妻の忘れ形見の一人息子を育てながら、平和に暮らしていた。
そこに、父・ゼウスが来て、冥府が開いて魔物が来るから手助けと手ほしいと頼む。
幸せな日々を無くしたくないペルセウスは、即座に拒否して、ゼウスを追い返した。
ゼウスは冥界に捕らえられ、解き放たれた怪物が町を襲う。
ペルセウスが、立ち上がり・・・という展開だ。
VFXを駆使して、迫力のある映像に仕上がっている。
金をかけた、それだけの作品だ。
脚本も演出も、お粗末な駄作と言える。
私は、ゼウス役のリーアム・ニーソンが好きだから観た。
ゼウスの立ち位置が、しっくりこない。
ジャッキー・チェンのカンフー作品での、奥義を授ける老師みたいな役割の方が合うのではないか。
最高神を不甲斐なく描くのは、何の意図があるのだろう。