タイ、イギリス、フランス、ドイツ、スペインの合作である。
ブンミおじさんは、腎臓病を患っていて透析を受けているが、余命が少ないことを覚る。
既に妻が亡くなっていて、独り暮らしだ。
ブンミは、妻の妹と食事係の青年を呼び寄せる。
ある日、夕食を取っていると、19年前に亡くなった妻の幽霊が現れた。
最初は戸惑った三人だが、すぐに打ち解ける。
そこへ、13年前に家出した息子が、猿人の姿になって帰ってきた。
ブンミは、みんなで森へ入っていく。
この作品は、全く理解ができなかった。
緩い流れで、ほのぼのとした雰囲気は、「アジア映画だ」と感じさせる。
スリルもサスペンスもないし、コメディでもない。
訳の分からない作品だった。
「映画通」を自称している人なら、この作品の素晴しいところを、3つや4つ挙げられるのだろう。
ラストシーンまでも、不思議なものだった。