アメリカのSF映画である。
舞台は、近未来。
アメリカ海軍の最新鋭ステルス機のパイロットとして、三人が猛訓練を受けた。
そして、もう一人をチームに加えると、紹介されたのがAI搭載の戦闘機だった。
戦闘機は、名前をエディという。
エディは、最初の作戦から帰還途中に落雷を受け、自我に目覚めてしまう。
近未来を描くのは、勇気が要る。
数十年後、「検証」され、批判に晒される。
特に、兵器の進歩は予想を遥かに超えるし、革新的技術が発明されることもある。
大抵のSF映画は、現在の延長線上でしかない。
だから、人間ドラマを絡めて、誤魔化そうとするのだ。
その点、「スター・ウォーズ」は、上手く躱している。
宇宙のどこかの星で、時代も関係ない設定は、見事だ。
「ステルス」は、10年もすれば古くさい映画とみなされるだろう。