アーノルド・シュワルツェネッガー主演の、アクション映画である。
近未来、世界は独裁者に支配され、人々の娯楽はテレビだけだった。
人気番組は、「ランニングマン」。
この番組は、犯罪者が、自由を求めて逃げる。
途中、何カ所かで殺人鬼が待ち受けているが、逃げ切れば自由が得られるというものだ。
主人公ベンは、警察官だった。
パトロール中に見付けた群衆に対する発砲命令を無視したため、強制労働をさせられることに。
収容所にいた反政府勢力の者達と協力して、脱獄するが、再び捕まってしまう。
そして意に反して、「ランニングマン」に出ることになった。
この作品は、薄っぺらい。
それだけのものだ。
シュワルツェネッガー自身も、気に入らなかったようだが。
アメリカ人には、大いに受けた。
強いヒーローと、我が儘な女。
一昔前のアメリカ映画の典型である。