イタリア・フランス合作の映画である。
「マタイによる福音書」に基づいて、キリストの誕生から、処刑・復活までのエピソードを、忠実に描いている。
モノクロであり、雰囲気が出ている。
一般に知れ渡っているエピソードや「言葉」ばかりで、退屈な作品である。
熱心な信者は、有り難く見るのだろうか。
キリスト教も、様々に分派してしまっていて、それぞれ断章取義だから、「そこは正しいが、あれは違う」と批判するのだろう。
ともあれ、楽しい映画ではないが、キリスト教の勉強にはなった。