キルギス、フランス、ドイツ、イタリア、オランダの合作映画である。
舞台は、中央アジア、天山山脈の麓、キルギスの貧しい村である。
ここで、電気工事を一手に引き受けている青年が、主人公だ。
彼は、妻と4人の子供達がいて、仲良く平和に暮している。
乞われれば自転車で駆けつけ、電気の修理をする。
お金のない人には無料でやってあげ、村人達から「明かり屋さん」と呼ばれていた。
彼は、大きな風車を建てて、村中に明かりを灯すという夢を持っていた。
そこへ、騒動が巻き起こる。
この映画は、娯楽作品ではない。
生き方を問われる作品だ。