トミー・リー・ジョーンズ主演のパニック映画である。
ボルケーノは、火山のこと。
この映画は、噴火の恐怖ではなく、流出した溶岩流が町を襲う恐怖を描いている。
ところは、ロサンゼルス。
主人公マイクは、緊急事態管理局の職員だ。
地震が起き、地下の工事で作業員が高熱に晒されて死ぬ。
翌日、大地震が起き、マイクは職場に出掛けるが、途中で惨事が始まる。
池が爆発し、溶岩があふれ出たのだ。
溶岩流が、町を焼き尽くしていく。
マイクは、当局に指示を出し、バリケードを造って溶岩をせき止め、ヘリコプターによる注水で固める作戦に出た。
それは、成功したが、地下鉄内に流入した溶岩は、冷えることなく流れ続ける。
この作品は、「ダンテスピーク」とは別の、ハラハラドキドキが味わえる。
人間は、本能的に火を恐れるからだろう。
のめり込むことが出来る作品だ。