中井貴一主演、日本の映画である。
第二次大戦終了で、イギリスの捕虜となった日本陸軍の水島上等兵。
竪琴が得意な彼は、仲間を癒し、励まし、結束を固めるために、演奏していた。
ある日、彼は山中に立てこもる日本兵達に対し、降伏の説得に赴くが失敗する。
そして、捕虜収容所に戻ってくるまでに、多くの日本兵の死体を見てショックを受けた。
ある日、イギリス兵が日本人犠牲者を手厚く弔うのを見て、彼は戦死者を弔うために一生を捧げることを決意する。
ビルマに残って、僧侶になったのだ。
元々児童文学であった。
感銘を受けた市川崑監督が、二度、映画化している。