イギリスの映画である。
主人公は、11歳の少年ビリー。
父と兄は炭鉱で働いている。
母は他界し、惚けた祖母との四人暮らしだ。
ビリーは、父の勧めでボクシング時に通わされていたのだが、ある日、バレエの練習を目撃した。
魅了されたビリーは、バレエを習うが、父も、兄も、許してくれない。
それでもビリーは、こっそり練習していた。
クリスマス、ビリーが踊る姿を見た父が、彼の才能に気付き、伸ばしてやることを決心する。
炭鉱のストを破り、お金をカンパして、ビリーをロイヤル・バレエ学校を受験させたのだ。
25歳、ビリーはプロのバレエダンサーとして、白鳥の湖を舞う。
この作品は、子供達に観て貰いたい。
どんな環境でも、夢を持って、一途に頑張れば、それは実現するのだ。
子供達に、いや、大人にも、夢と希望を与える映画である。