ユアン・マクレガー主演、イギリスの映画である。
二百年以上の歴史がある、イギリスの名門銀行が舞台だ。
主人公は、高卒ながら規制緩和で採用された銀行員である。
彼は、先物取引で利益を出したことで信頼され、部下を持つようになる。
その部下が、発注ミスをして損失を出したのを、彼は不正取引で誤魔化してしまう。
そして、損失が雪達磨式に増えていき、ついに、倒産してしまう。
これは、実話を元に作られた映画である。
25年ほど前の話である。
現代は、ネットを通じて、コンピュータが千分の一秒単位で莫大な額の取引をしている。
もしハッキングされたら、損失はこの事件の比ではないだろう。