デンマークの映画である。
舞台は、19世紀、デンマークの片田舎の小さな教会だ。
亡くなった牧師の娘二人が、慎ましく暮していた。
そこへ、家族を殺され、パリから逃げてきた若い女性が、家政婦として住みつく。
そして、亡き牧師の生誕百周年を祝う日を迎えるのだが。
仲良く暮していたある日、家政婦に宝くじが当たったという知らせが入った。
彼女は、百周年を祝う晩餐会の料理を作らせて欲しいと頼み、パリに旅立った。
数日して帰ってきたが、そこに大量の食材が届く。
彼女は、パリで有名なシェフだったのである。
そうとは知らず、グロテスクな食材を見て、おののいてしまった老姉妹は・・・。
この後、感動的な結末を迎える。
この世で最も大切なものは、人の人との絆であると、この作品は言っているのである。