ハンフリー・ボガード主演、古い映画である。
退役軍人の主人公が、戦死した部下の家族が経営するホテルを訪ねて、フロリダ沖にあるキー・ラーゴ島にやってきた。
遺族には会えたが、そのホテルは、ギャングの隠れ家になっていた。
そこへ、脱走した囚人を追って保安官が入ってきた。
それを、ギャングが撃ち殺す。
主人公は脅されて、嵐の中を船で一味を運ぶことになった。
そして、嵐に揺れる船上で戦いが始まる。
モノクロ映画なので、夜のシーンは、多少見づらいが、それなりの味がある。
嵐の夜は、モノクロの方が現実味があるようにも思う。
これは、正義が悪を倒すという、単純な作品だ。