アメリカのコメディ映画である。
主人公は、釣具店の店員。
この青年は、釣りの経験は全くないのだが、就職のため徹底的に本で勉強し、知識だけはプロである。
そして、釣りの本を出版しさえしていた。
ある日、ひょんなことから釣り大会に出場することになってしまった。
ドタバタ喜劇が始まるのだが、お約束の展開で優勝してしまう。
最近でこそ、バイオ・ハザードのアリスのような女性のスーパーヒロインを描くことが増えてきたが、
この作品が公開された1964年当時、脇役の女性は偏見に満ちた描き方をされている。
見た目はかわいいが、我が儘、単純、頭が弱い、感情が不安定、男が守ってやらなければならない等。
この映画でも、相手役の女性が、その通りなので、非常に不愉快な出来である。
日本人には、馴染めない。