アメリカの映画である。
原題は「Steel」、意味は鉄鋼。
高層ビル建築の最初の段階、鉄骨構造を組み立てるところが舞台だ。
ジョージ・ケネディーが颯爽と登場したので、彼が主役かと思ったら、あっけなく死んでしまう。
高層ビルの建築現場で、日本で言う鳶職が、命綱も着けずに作業しているのである。
地上を見下ろすシーンは、映画館の大きなスクリーンで観たら、凄かっただろう。
物語は、一癖あるその道のプロをかき集め、妨害にもめげず、納期までに仕上げるというもの。
B級とまでは言わないが、まあ、普通の作品だ。