ヒッチコック監督の遺作である。
偽霊媒師が、生き別れた甥に遺産を相続させたいという老人と出会う。
偽霊媒師の夫は、偽名で宝石店を営む甥を突き止めたのだが、そこから事件に巻き込まれる。
甥は、営利目的の誘拐で儲けていた犯罪の常習者だった。
かれは、身辺を嗅ぎ廻られることに危機を抱き始める。
ヒッチコック監督の作品としては、退屈なものに分類される。
追い詰められるようなスリルが無い。
ハラハラドキドキがないから、つまらないと言える。
監督業は、老いる前に引退した方が良いのかも。