1979年公開、ジャッキー・チェン初期の映画である。
道場のの師匠が殺され、3年の修行の後、復讐に出向く。
見付けた相手は善人になって道場を開いており、改心して片足を切り落としていた。
その後、道場と敵対するヤクザとの抗争に巻き込まれていく。
この作品では、ジャッキー・チェンの映画に付きものの、コミカルなシーンがない。
徹底的に叩きのめされて、どん底から這い上がる修行のシーンもない。
心の葛藤を描いたシリアスな作品で、見慣れたジャッキー・チェンではないので、つまらなく思う人もいるだろう。
しかし、若いだけあって、動きは素晴らしい。
格闘シーンを見るだけでも、価値がある。