傭兵たちの物語である。
第二次大戦後、誘拐された某国元大統領を奪還することになった。
主人公は、元傭兵隊長である。
彼が、一癖も二癖もある人材をスカウトしてチームを作り、作戦が決行される。
そして、いざ脱出となったときに裏切られ、救援の飛行機が去っていった。
残された傭兵部隊と元大統領は、現地の敵と戦いながら、徒歩で脱出を試みる。
逃げる途中、何度もの戦闘で次々に味方がやられ、一行は窮地に追いやられていく。
撃ち合いで殺されるか、捕まって拷問の上で殺されるか、鬼気迫る物語である。
国のために働くのではなく、金のために命をかける傭兵というものが、何なのかがよく分かる映画だ。
そしてこの映画も、アメリカの映画らしく、最後は父とこの絆を強調している。