1963年の、アメリカ映画である。
第二次大戦中のドイツ軍捕虜収容所が、舞台だ。
ここで実際にあった集団脱走事件を描いている。
スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーンなど、名優の演技が光る大作である。
気付かれずにトンネルを掘り、脱出するから、戦闘シーンがない。
しかし、全員が逃げ果せたわけではなく、脱走者は次々と捕まっていく。
中でも、ジェームズ・コバーンが自転車でのどかに走って逃げるシーンが、印象的だ。
ハッピーエンドではないが、面白い映画である。