2017-01-03 レ・ミゼラブル 映画 古典を映画化するに当たっては、時代考証が重要になってくる。 これがいい加減だと、違和感のある作品になってしまう。 私が押すのは、リーアム・ニールソン主演のものだ。 原作に忠実で、雰囲気も良い。 小説を読んで結末を知っていながら、最後まで引き込まれてしまって、緊張感が抜けない作品である。 見終わった後の疲労感が、心地よい。 このような映画が、なぜ邦画では存在しないのか。 原作となる面白い日本の小説は、いくらでもあるではないか。