マット・デイモン主演の作品である。
清掃員として大学で働く主人公が、たまたま出会った教授によって数学の才能を開花させていくという物語だ。
マット・デイモンの、木訥とした演技が良い。
ジェイソン・ボーンとは違った一面が見られる。
どちらの役も、天才的な頭脳を持っているという設定には変わりないが。
この物語は、三国志で劉備玄徳に見いだされた諸葛孔明を思い出させた。
才能は、人との縁によって開かれるものである。
主人公ウィルの、将来の活躍をイメージしてワクワクさせられた。
アクションもCGもない。
こういう映画が、なんで日本で作れないのだろう。