アーサー・レストレンジは、8歳の息子リチャードと7歳の姪エメラインとともに、帆船で太平洋を航海していた。
ある日、船が火事になり、リチャードとエメラインは料理人のパディ・パトンに連れられて、小舟で避難した。
その後、帆船は爆発して沈没し、別の小舟に乗り込んだアーサーとは、濃霧のために逸れてしまった。
翌朝、三人の前に島が現れた。
上陸すると、骸骨が転がっていて、ラム酒の樽があった。
三人は別の場所に移動して、家を建てた。
リチャードとエメラインは、パディから縄の結び方や眠ってしまう毒のある赤い実など、生きていくのに必要な知識を教えてもらった。
パディは、二人に島の反対側は危険だから、決して近づいてはならないと忠告した。
朝、パディが浜辺で死んでいた。
ラム酒を飲んで海に入ったからだ。
その後、幼い二人は助け合いながら成長し、思春期を迎えた。
この作品は、おとぎ話のようなものだ。
映像が、美しい。