インドネシアの映画である。
主人公アルナ ( 女 ) が、友人ボノ ( 男 ) と自宅で食事をしている。
夫婦か同棲中のカップルみたいな会話なのだが、そうではないらしい。
彼女らは、友人が作ったナシゴレンの味が再現できず、その秘訣を知りたがっている。
ある日アルナは、上司から鳥インフルエンザの現地調査を命じられた。
シェフのボノは、味の研究のためにと、調査旅行に同行する。
現地では、アルナのかつての同僚で、今は別の機関で働いているファリス ( 男 ) と合流した。
会社の方針だ。
アルナはファリスが好きだったのだが、彼に「恋人がいる」 と告げられた過去がある。
三人で食事をしていると、ボノの知り合いナッド ( 女 ) が現われた。
彼女はボノに誘われて、グルメ旅に参加したのだった。
鳥インフルエンザの流行、ワクチン製造に関する汚職など、重い内容が入っているが、作品そのものは、男女4人の恋愛を絡めたロードムービーである。
互いに思いを内に秘めていて、中学生の恋愛みたいだ。
キスシーンすら、無い。
現地の料理が、色々登場する。