captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

スノーピアサー

韓国、アメリカ、フランス合作の映画である。

 

2014年、地球温暖化を防ぐため、人類は化学薬品CWー7を散布した。

 

それにより、急激に寒冷化した地球は氷に蔽われ、人類は滅亡した。

 

僅かに残った人々は、永久機関によって走り続ける列車「スノーピアサー」 に乗り込んでいた。

 

これは、ウィルフォード産業が開発した世界周遊列車だ。

 

17年後。

 

列車は、貴族階級が平民を支配する社会になっていた。

 

階級の上の者達が前の方の車両に、平民は最後尾の車両に押し込められていた。

 

武装した兵士が、定期的に平民の人数を数えにきて、食料を配布する。

 

平民は、支給されるゼリー状のプロテインだけ与えられていた。

 

カーティスは、若いエドカーとともに革命を企てていた。

 

成功後には、長老ギリアムに指導者になってもらう算段だ。

 

ギリアムは、時折プロテインに入れられている赤いメモを見て、カーティスに指示を出していた。

 

兵士の銃には弾が入っていない、と見たカーティスは、実力行使に出る。

 

他の者達も、彼の後に続いた。

 

彼らは扉を突破して突き進むが、扉の向こうには、斧で武装した兵士集団が待ち構えていた。

 

列車の中を1つの閉じた世界にした、他にないアイデアの作品だ。