イタリア、フランス合作の映画である。
剣の使い手であるディエゴは、港町で旧友ミゲルと再会した。
ミゲルはヌエバ・アラゴナの新しい総督として、家族とともに赴任する途中だった。
再会の祝杯をあげたあと、ミゲルが暗殺された。
ディエゴは、ミゲルの理想を実現するために、新総督となった。
アラゴナは、前の総督が死んだ後、ウエルタ大佐が実質的に支配していた。
住民は搾取され、苦しんでいる。
ディエゴは、無能を装い、しばらくウエルタ大佐の動向を見守ることにした。
ある日彼は、口はきけないが、誠実な従者を伴って街に出た。
そこで、少年から伝説の英雄「ゾロ」 の話を聞く。
ディエゴは、黒の帽子、黒のマスク、黒のマントなど全身黒ずくめの衣装でゾロになりすまし、横暴な軍隊を退治していく。
ただ、誰も殺さないことをミゲルと約束してきたため、痛めつけるだけだ。
ウエルタ大佐は、美女オルテンシアに求婚していた。
しかし彼女は、ウエルタを拒否する。
ウエルタは、無理やり彼女の唇を奪うが、そこにゾロが現われた。
ゾロに屈辱を味あわされたウエルタは、復讐を誓う。
娯楽作品のお手本のような作品だ。