ポリネシアの島で、マイケル・ドノバンは「ドノバン珊瑚礁」 という酒場を営んでいた。
その日はドノバンの誕生日で、友人のデダム医師やその子供達と釣りをしていた。
子供達はパティーを楽しみにしている。
そこへ、海軍時代の喧嘩相手ギルフーリーが、突然やって来た。
海軍時代と同じように、2人が喧嘩を始め、デダムが仲裁した。
デダムは、アメリカ本土にあるデダム海運会社の跡取りなのだが、それが嫌で、太平洋戦争の後、この島に居着いたのだった。
本土にいるデダムの娘アメリアが、会社の株式を受け取るために島に来ることになった。
この島には、ここで生まれたデダムの子供が、三人いる。
アメリアは、そのことを知らない。
アメリアが島の近くまで来たとき、デダムは診療のために島を巡っていた。
ドノバンは、デダムの子供達に自分の子供の振りをさせることにした。
アメリアが到着した時、ドノバンが迎えに出た。
この時、不手際でアメリアを海に落としてしまう。
ドノバンが、びしょ濡れになった彼女をデダム邸まで連れていったのだが、彼の粗暴さに、彼女は辟易した。
その夜、ドノバンはデダムの息子を連れてデダム邸を訪れた。
そこで、また、喧嘩だ。
これは、ほのぼのとしたコメディである。