アガサ・クリスティー原作、イギリスの映画である。
若くて美しい大富豪のリネットは、友人であるジャッキーの婚約者サイモンを奪って結婚した。
二人は、エジプトへハネムーンに行く。
ジャッキーは、2人についていって、嫌がらせを繰り返した。
見かねた名探偵ポアロが、ジャッキーを諭すが、聞き入れない。
拳銃を持ち出して、殺してやりたいという始末だ。
翌日、リネットとサイモンは列車に乗る振りをしてクルーズ船に乗り込んだ。
ポアロもいる。
一行が下船して神殿を見学していると、リネットめがけて石が落ちてきた。
リネットは、咄嗟によけて助かった。
そこにジャッキーが現われて、一行に合流する。
その夜、酒に酔ったジャッキーは、誤ってサイモンの足を撃ってしまった。
そして翌朝、リネットが頭を撃ち抜かれて死んでいた。
壁には、彼女の血で「J」 と書かれていた。
真っ先にジャネットが疑われたが、彼女にはアリバイがあった。
名探偵ポアロの調査が始まる。
原作を読んでいると、犯人が分かっていて面白くないだろう。