シルヴェスター・スタローン脚本、主演、アメリカの映画である。
もうすぐ30歳になるロッキー・バルボアは、ボクシングの試合に勝利して賞金を受け取った。
僅か40ドル。
次の試合は、2週間後だ。
ボクシングだけでは食べていけないロッキーは、地元の高利貸しガッツォの手下となって、借金の取り立てをしている。
根が優しいロッキーは、厳しく取り立てることができなかった。
ゴロツキと連んでいるロッキーを、トレーナーのミッキーは許すことができない。
彼は、ロッキーのロッカーを取り上げて新人に回してしまった。
ロッキーは、ペットショップで働くエイドリアンに恋していた。
エイドリアンは、内気で人見知りをし、なかなか、ロッキーを受け入れない。
彼女の兄ポーリーは、ロッキーの親友だ。
そんなある日、ボクシング世界ヘビー級チャンピオン、アポロ・グリードからタイトルマッチのオファーがあった。
アポロの対戦相手が負傷したのだ。
「イタリアの種馬」 というニックネームをアポロが気に入って、決定した。
試合まで、5ヶ月。
ロッキーは、本格的なトレーニングに入る。
この作品は、40年以上前のものだが、いつ観ても感動する。
主役だけでなく脇役の台詞にも、「名言」 が多数ある。
売れる作品の三要素、「友情、努力、勝利 ( 試合には負けたが、エイドリアンの愛を勝ち取った ) 」 が、うまく配合されている。
音楽も、素晴らしい。