ファンタジー、コメディだ。
失業中のニックは、離婚して別居中の息子に励まされ、職業斡旋所に行く。
そこで、ニューヨーク自然史博物館を紹介された。
行ってみると、仕事は夜警だった。
博物館は赤字続きのため、老警備員三人をリストラし、代わりに新人を一人入れたのだ。
ラリーは、断り切れずに、初日の勤務に就く。
一人で館内を見回っていると、ティラノサウルスの骨格標本が無い。
不気味な、足音がする。
ティラノサウルスが、襲いかかってきた。
慌てて元警備員に連絡すると、当たり前のように「マニュアル通りにしろ」 と言う。
指示に従って、ラリーは切り抜けた。
この博物館は、夜になると展示物に命が宿り、動き出すのだった。
ラリーは、セオドア・ルーズベルト大統領から、「アクメンラーの石版」 の力で動いていことを知る。
ある日の夜、ラリーは息子のニックを博物館に呼び出した。
しかし、その夜に限って、何も動かない。
展示されている「アクメンラーの石版」 が、消えていた。
2人は、それを地下室で見つける。
そこへ、元警備員3人が現われた。
彼らは石版を盗み、ラリーに罪を着せようとしていたのだ。
ラリーとニックは、石版の力で若返った3人に敵うはずもなく、エジプトのブースに閉じ込められてしまった。
博物館は、大混乱。
外に出て行ってしまう者もいた。
一つの博物館内という、小さな世界で繰り広げられる物語だ。
だから、面白い。