ドイツ・オーストリア・日本・ロシア・フランス・スイス・タジキスタン・ウズベキスタン合作の、コメディ映画である。
舞台は、タジキスタン。
満月の夜、楽しみしていた演劇を見逃した17歳のマムカラットは、森で素敵な男性と出会う。
彼女は、舞台俳優だという彼と結ばれた。
しばらくしてマムカラットは、妊娠していることに気付いた。
友人に相談して、堕胎してもらうことに。
引き受けた医師は、仕事の前に一杯飲もうと出掛けたところで、流れ弾に当たって死んでしまう。
マムラカットは、仕方なく妊娠したことを父・ファサールに打ち明けた。
父は、大激怒だ。
しかし、妊娠してしまったものは仕方がない。
心を病んでいる兄・ナスレディンと3人、お腹の子の父親を捜す旅に出た。
道中、お金に困ったので、マムラカットは血を売りに行く。
ところが、何もしないでお金をもらうことができた。
結局、男を見つけることができず村に帰ってきたが、みんなに罵倒された。
耐えきれなくなったマムラカットは、1人、列車に飛び乗る。
ネタバレすると面白くなくなるので書かないが、かなりぶっ飛んだ演出である。
ラストまで、楽しめる作品だ。