日本の映画である。
夜のパーティー会場で、大勢の若者が騒いでいる。
その中で、おどおどした青年 ( 大倉一男 ) がスマホを取り出すと女性が横取りして、勝手にアドレスを交換した。
彼の元に酔った男性 ( 古河九十九 ) が近づき、声を掛けた。
一男も酔っぱらい、大いに盛り上がって酔いつぶれた。
翌朝、目が醒めると、そこには誰もいない。
そして、大量にあった札束が消えていた。
彼は、九十九に電話するが、出ない。
そこで、昨夜アドレスを交換した女性に、連絡した。
彼女も、九十九の行方は知らなかった。
一男は、兄が残した借金3000万円を返済するため、昼は図書館の司書、夜はパン屋で働いていた。
ある日、宝くじが当選して、3億円を得た。
急に得た大金のため不安に駆られた彼は、大学時代の親友・九十九に相談したのだった。
九十九は、「バイカム」 という会社を立ち上げ、大成功していた。
「とりあえず、使ってみようと」 と誘われた最初の晩、九十九に持ち逃げされたのだ。
この後、一男は、九十九とともに働いていて大金を手にした人達と会い、お金のことを学んでいく。
という、物語だ。
最後は、拍子抜けした。
ただ、金持ちになった一人が「億万長者セミナー」 をしているシーンが、本当にありそうで、恐ろしかった。