カナダの映画である。
ティナは、カフェでダンロップ刑事と待ち合わせしていた。
その日は、失踪した娘の、13歳の誕生日だった。
夫のマシューは、ヒッチハイクをしていた少女を車に乗せてやった。
少女を自宅に送り届けた直後、妻から携帯に電話がかかってきた。
時が過ぎ、殺人課のコーンウォール刑事は、行方が分からなくなったダンロップ刑事の捜索をしていた。
彼は、ダンロップ刑事が失踪前に出席していた、慈善パーティーの主催者の妻に事情を聞く。
過去。
コーンウォール刑事は、パソコン画面に映っている児童虐待の映像に、嫌悪していた。
マシューとティナは、9歳の娘キャスがスケートの練習をするのを見ていた。
練習後、ティナは仕事に出掛け、マシューはキャスを連れて帰宅する。
途中、パイを買いにダイナーに立ち寄った。
マシューが買い物をして車に戻ると、キャスの姿がなかった。
マシューは、すぐに警察へ行ったが、担当したダンロップ刑事とコーンウォール刑事は、事情を聞くだけで捜査しようとしない。
彼らは、マシューを疑っていたのだ。
数年後、職場にキャスの思い出になるものが置かれているのを、ティナが次々に見つける。
スケートのトロフィー、抜けた乳歯など。
パソコン画面に映る監視カメラの映像が、仕事中のティナを映し出していた。
駄作である。
前半に、取って付けたように伏線を張っているが、効果がない。
時間が前後して、観ている側は混乱する。
誘拐犯とキャスの関係も、良く分からない。