ロバート・デ・ニーロ主演、アメリカの映画である。
1941年、無敗のミドル級ボクサー、ジェイク・ラモッタは、初の判定負けを喫した。
妻や弟のジョーイに、当たり散らす始末だ。
ある日、彼は15歳の少女ビッキーに出逢い、惹かれていく。
それが、また、夫婦間のトラブルの元になった。
1943年、ジェイクは、シュガー・レイ・ロビンソンに勝利した。
しかし、3週間後のリターンマッチで、判定負けしてしまう。
その後、圧倒的な強さで勝ち続ける彼に、対戦を受ける相手がいなくなっていった。
1947年、離婚した彼は、ビッキーと結婚した。
そして、若手の有望株、トニー・ジャニロと戦う。
これも圧倒的な強さで叩きのめし、KO勝利した。
後はタイトルマッチしか無いのだが、裏社会が許さない。
仕方なしにジェイクは、八百長を引き受けた。
ところが、試合が、あからさまな八百長だったので、彼は出場停止処分を受けてしまう。
処分が解けた後、ジェイクはマルセル・セルダンとのミドル級タイトルマッチを迎えた。
若い頃のロバート・デ・ニーロが、痩せたり太ったり、身体を張った撮影だった。
ロッキー・シリーズのような、ボクシングシーンをメインに据えた作品ではない。
退屈だ。