アメリカの映画である。
ニューヨークの証券会社に勤めるテスは、学歴が低いので、いくら頑張っても「証券マン養成コース」 に入れない。
それどころか、からかう上司に仕返しをしたため、M&A部門に配置換えされた。
ここの上司は、同い年のキャサリンという重役だった。
キャサリンの秘書として働くテスは、ある日、トラクス社の買収に関する情報を、キャサリンに話した。
その後キャサリンから、この買収は上層部によって却下されたと言われる。
それでも、自分のアイデアを取り上げてくれたことで、テスはキャサリンに対して尊敬の念を抱くようになった。
休暇中、キャサリンはスキーで骨折し、入院することになった。
仕事を引き継いだテスは、キャサリンがジャックという人と共に、トラクス社の買収を進めていたことを知り、ショックを受ける。
自宅に帰ると、同居中の恋人が浮気していた。
仕事に集中すると決意したテスは、自分はキャサリンのビジネスパートナーだと偽って、ジャックに接触した。
そして、買収の話を進める。
ところが、キャサリンが退院して、テスが勝手に買収話を勧めていることを知ってしまった。
キャサリン役のシガニー・ウィーヴァーが、いい。
アメリカのビジネス界は、日本もそうなりつつあるのだが、力が全てなのだ。