アメリカの映画である。
小さな葦船に乗せられ、ナイル川に流された赤子。
医師センムト夫妻が、その子を拾って育てた。
その子はシヌヒと名付けられ、成長して、医者になった。
彼は、ふとしたことから片眼の男カプターを召使いにし、また、酒場の女メリトに慕われていた。
シヌヒは軍人志望の友人ホレムヒブと獅子狩りに出た時、獅子に襲われているアクナートンという男を助けた。
この男は、一神教を信じる予言者だった。
異端者を助けたとして、シヌヒは投獄されてしまう。
しかし数日後、アクナートンは国王の座に就いた。
釈放されたシヌヒは、黄金の首飾りを贈られたり、いろいろと優遇されるのだが・・・。
たんたんと、物語は進んでいく。
シヌヒの成長物語と言えるのだが、退屈だ。
もうちょっとマシな邦題を付けたら、観てみようという気になるだろうが、これではダメだろう。
古代史に興味のある人しか、DVDは借りないのではないか。