1947年。
第二次大戦後、英国軍は地中海のキプロス島に、ユダヤ人を収容していた。
これは、パレスチナを委任統治している英国が、アラブ諸国の紛争を避けるための措置である。
カメラマンだった彼女の夫が、この島で亡くなったのだった。
キティは収容所の惨状を見て、看護婦として働くことにした。
そこで、ユダヤ人の少年ドヴや少女カレンと出会う。
その頃、元英軍将校でユダヤ人地下組織リーダーのアリ・ベン・ケナンが、キプロス島に潜入した。
ユダヤ国家を再建するために、キプロス島にいるユダヤ人2800人を、エルサレムに送り込むためだ。
アリは英国軍の軍服を利用して、貨物船オリンピア号をエクソダス号と改名し、ユダヤ人を乗せて出港しようとした。
カレンを養女にと考えているキティも、一緒に乗船していた。
英国軍が出港をを阻止すると、乗っていた人々はハンガーストライキにはいって抵抗した。
これはニュースになり、世論はユダヤ人に味方する。
世論を味方に、エクソダス号は出発し、無事ハイファに到着した。
カレン達は、ユダヤ人達の「青春の村」 に、一旦落ち着く。
ユダヤ人の中でも、穏健派と強行派に分れて、対立していた。
アリは、穏健派のリーダーだ。
強行派が暴動を起こし、そのリーダーであるアキバ達が、逮捕された。
アキバは、アリの叔父である。
アリたちは、アキバの救出に向かった。
重苦しい作品だ。
ポール・ニューマンが、かっこいい。