captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

清須会議

日本の映画である。

 

天正10年、本能寺の変織田信長が殺された。

 

家督を継いでいる信忠も、共に自害した。

 

首謀者・明智光秀の首を取ったのは、羽柴秀吉だった。

 

織田家筆頭家老・柴田勝家は出遅れ、近くにいた丹羽長秀は出陣しなかった。

 

混乱の中、織田家の跡取りは、評定で決することになった。

 

場所は、尾張、清須城である。

 

柴田勝家は、前田利家を引き連れて、意気揚々と清須城にやってきた。

 

そして、思いを寄せるお市の方に、挨拶に出向く。

 

勝家は、長秀と示し合わせ、跡取りには三男の信孝を押すことにした。

 

遅れてやってきた羽柴秀吉も、お市の方に挨拶する。

 

お市は、夫・浅井長政と息子を秀吉に殺されているので、怨みに思っている。

 

秀吉は、主君信長の命令に仕方なく従っただけだった。

 

彼も、お市に心を寄せていた。

 

天下を狙う秀吉は、軍師・黒田勘兵衛と話し合い、次男・信雄を推す。

 

さらに、信長の弟・三十郎信包も味方につけた。

 

評定の方は、滝川一益が遅れていて、なかなか開かれない。

 

秀吉は、寧々を呼び寄せ、宴を開いた。

 

又、一益を待つ間、余興として旗取り大会が開かれた。

 

勝ったのは、勝家率いる信孝チームだ。

 

負けた秀吉は、信雄に愛想を尽かし、黒田勘兵衛と二人、河原へ行く。

 

そこには、信忠の嫡男・三法師が、母・松姫に連れられて遊んでいた。

 

ふざけるのが過ぎて評論家に貶されるのを恐れた、と感じた。

 

中途半端なコメディになってしまっている。