アメリカの映画である。
記憶を取り戻したジェイソン・ボーンは、行方をくらました。
その頃、CIAの暗殺計画「アウトカム」 のメンバー、アーロン・クロスは、アラスカで訓練をしていた。
訓練中は、グリーンとブルーの錠剤を摂取し、血液サンプルを採取する。
そして、定期的に医師の問診が課されていた。
CIA内部捜査局のパメラ・ランディは、暗殺者を要請する「トレッドストーン」 や「ブラックファイヤー」 を、告発しようとしていた。
CIA国家調査研究所の責任者リック・バイヤーは、「アウトカム」 の隠蔽を謀る。
データを消去し、参加者の暗殺を始めた。
狼に追われて薬を落としてしまったアーロンは、山小屋で諜報員と合流し、一泊した。
翌朝、山小屋がミサイルで攻撃される。
諜報員は殺されたが、アーロンは、外に出ていて間一髪、難を逃れた。
アーロンは、高性能ライフルで、ミサイルを放った無人機を撃墜した。
アウトカム参加者の身体には、発信器が埋め込まれている。
新たな無人機が、彼を狙って発進した。
アーロンは、脇腹から発信器を取り出し、狼に咥えさせる。
その狼にミサイルが的中して、発信は途絶えた。
死を装ったアーロンは、車で移動する。
その頃、アウトカム計画の錠剤を研究開発していたモルランタ社で、一人の研究員が銃を乱射して、他の研究員を大勢射殺した。
生き残ったマルタ・シェアリング博士が、自宅に戻ったところ、CIAの捜査員が訪ねてきた。
彼らは、マルタの暗殺を謀る。
そこに、アーロンが飛び込んできて、捜査員達を射殺して、家に火を放った。
アーロンは、マルタを連れて車で移動した。
マルタはアーロンを問診した医師であり、錠剤の事を知っているのだ。
マルタ暗殺を失敗したCIAは、彼女を追う。
この作品は、「ジェイソン・ボーン」 シリーズのスピンオフである。
前作を観ていないと、トレッドストーンなどの意味が分からないだろう。
難はそれだけで、アクション映画としては、十分、楽しめる。
最後は、意外な方法で決着が付く。