アメリカの映画である。
早朝、バスジャックが起きた。
犯人達は、誰かに追われているようだ。
一週間前。
みんなから「ポープ ( 教皇 ) 」 と呼ばれているカジノのボスが、盛大に引退のパーティーを開いていた。
ただ、最愛の娘は、来てくれなかった。
古くからカードゲームのディーラーをしているヴォーンは、仕事を終え、入院中の一人娘を見舞う。
彼女は、小児癌で入院していた。
手術するためには、週末までに30万ドル必要だった。
翌日、ヴォーンが休憩していると、新入りのコークスが話しかけてきた。
このカジノで資金洗浄が行われているから、それを盗もうという。
ポープの恐ろしさを知っているヴォーンは、断った。
ヴォーンは、30万ドルを借りるため、ポープを訪ねた。
しかしポープに拒否され、側近を殴り、解雇されてしまう。
ヴォーンは、コックスに接近し、強奪の話に乗った。
翌日、コックスが連れてきた二人と共に、作戦会議を開く。
深夜3時25分、カジノに侵入した。
鞄に現金を詰め込むのに手間取り、カジノの警備と銃撃戦になった。
車で待機していた仲間が逃げてしまい、ヴォーン達は、走って逃げ、バスをジャックしたのだった。
バスを停めるのに銃を撃ったため、近くにいた警官に気付かれ、パトカーに追われることになる。
話の展開が、予想を超えるもので、ワクワクさせられた。