アメリカのSF映画である。
遠い未来、宇宙は、皇帝シャルム4世が支配していた。
レト・アトレイデス公爵は、皇帝から惑星「アラキス」 を与えられた。
この星は、長寿 ( 不老不死 ) と宇宙旅行のための特殊能力が得られるスパイスを産出している。
スパイスはこの星でしか産出されず、それは、巨大な富を生み出した。
ただ、星全体が砂に覆われた「砂の惑星」 であり、巨大なサンドワーム ( 砂虫 ) が生息していた。
全長450メートルにもなる。
皇帝は、アトレイデス家と敵対するハルコネン家と手を組み、攻撃を仕掛けた。
レトは殺害され、息子ポールと、その母ジェシカは南極の方へ、無事逃げ延びた。
そこには、アキラスの原住民であるフレーメン達の国があった。
特殊能力に目覚めたポールは、フレーメン達と共に、ハルコネンと戦う。
この作品は、原作小説の方が、圧倒的に面白い。
壮大な物語を2時間ちょっとの映画に収めるのには、無理があった。
最初に長めの背景説明がある。
しかし、原作を読んでなければ、分かりにくい作品だ。