captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

キネマの天地

有森也実主演、日本の映画である。

 

浅草の活動小屋、今で言う映画館で働いている田中小春は、映画監督の小倉に気に入られた。

 

それで、松竹蒲田撮影所に行ってみると、いきなり看護婦役をやらされる。

 

ところが失敗してしまい、監督に怒鳴られてしまった。

 

小春は、元旅芸人の父と二人、長屋で暮らしている。

 

父・喜八は病気がちで、隣に住む弘吉・ゆき夫妻に、親切にしてもらっている。

 

翌日、助監督の島田が、手土産を持って、前日の非礼をわびに来た。

 

島田に励まされ、小春は大部屋女優としてスタートした。

 

順調に役をこなし、島田とデートを重ねるが、島田は映画のことしか頭にない。

 

ある日の夜、小春は競演したプレイボーイ男優・井川とキスをし、2人の関係が噂になってしまう。

 

一方、島田は、思想犯として警察の追われている大学の先輩を匿ったせいで逮捕され、留置場に入れられてしまった。

 

翌年、主演女優が逃避行してしまう。

 

その代役として、小春が主演に抜擢された。

 

退屈な作品である。

 

有名な俳優が沢山出ていて、いわば、オールスターキャストなのだが。

 

父・喜八は、寅さん ( 渥美清 )。

 

隣の弘吉が、ひろし ( 前田吟 ) 、ゆきが、さくら ( 倍賞千恵子 ) 、その息子が満男 ( 吉岡秀隆 ) だった。

 

寅さんとさくらの掛け合いが、一番面白く感じた。

 

そのほかにも、男はつらいよシリーズに出演していた俳優が、沢山出ている。