役所広司主演、日本の映画である。
1972年2月19日、長野県警機動隊は、連合赤軍のメンバーをさつき山荘にて発見するが、取り逃がしてしまう。
メンバーは、あさま山荘に、管理人の妻を人質として立ち籠もった。
長野県警には無理だと判断した警察庁長官・後藤田正晴は、警察庁警備局付・佐々淳行警視正を派遣することにした。
年次上の制約があり、佐々は指揮官になれない。
そこで、名目上の団長として丸山警視監を立てて、指揮幕僚団を結成した。
佐々達は、警視庁機動隊を率いて、現場に入る。
長野県警と、作戦会議が始まった。
会議と現場のシーンが、殆どを占めている。
能力は低いがプライドだけは高くて、指示に反抗する長野県警。
なだめすかしながら、辛抱強く対応する佐々。
のんびりしている長野県警のせいで、作戦は捗らない。
長野県警関係者が観たら怒り狂うほど、低能に描いている。
現実は、どうなのだろうか。
サミットの警備などでは、やはり警察庁、警視庁は、いばっているのかなあ。
そんな感じの作品だ。
ラストは、緊迫感があって良かった。
犯人グループに関しては、一切描かれていない。
だから、薄っぺらい作品になっている。