アメリカの、アニメーション映画である。
小型犬マックスは、ケイティーに拾われて以来、幸せに暮らしていた。
ケイティーと一緒にいる時が堪らなく嬉しいが、ケイティーは、毎日出掛けて行く。
日中、置き去りにされて留守番するのは、他のペットたちも同じだ。
ある日ケイティは、保健所から大型犬のデュークを連れて帰った。
デュークは横柄で、マックスとは上手くいかない。
翌日、ケイティーが出掛けた後、一計を案じたマックスは、デュークを手懐けるのに成功した。
その後、ペットシッターに連れられて公園に行った時、デュークとマックスは野良猫たちとケンカをする。
そこに保健所のトラックがやってきて、マックスとデュークは捕まってしまった。
トラックには、別の凶暴な犬が捕まっていた。
そのトラックに、動物たちが襲いかかる。
率いているのは、捨てられたペットたちを纏めているウサギ、キャプテン・スノーボールだ。
マックス達は、スノーボールの子分になることを条件に、救い出してもらった。
立体感のあるアニメーションが、動物のかわいらしさを引き立てている。
どの動物もプニプニしていて、撫でてみたい気持ちにさせられる。
ただ、吹き替えがねえ。
どうせなら、芸人だけで構成すればいいのに。
プロの声優を混ぜるから、絡むシーンで違和感が残る。
客寄せに芸人を使うのは、プロモーターに自信がないのだろう。
売れる自信のない映画を、持ってくるなよ。